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成人矯正
当院では年間150症例以上のダイヤモンドドクターを4年連続で取得しています。
iTero(アイテロ)とは?
おがわ歯科口腔外科・矯正歯科ではインビザライン矯正の高精度かつ快適な治療の為にiTeroを導入しております。
従来では、シリコン印象材で歯型を採っていましたが、iTeroでは、シリコンの匂いや硬化時間などを気にする必要がなく、より精度の高い歯型を採ることができます。
iTero(アイテロ)は、3Dスキャナーを使って歯の型取りができるシステムで、マウスピース矯正のインビザラインシステムのために開発された新しい技術です。
iTeroであれば、苦しい思いをすることなく、歯をスキャンするだけで快適に、しかも精密に歯型を採取することができます。
当院でもiTeroを導入することで、より患者様にとってストレスの少ない、質の高い治療を受けていただけるようになりました。
歯列矯正治療とは?
歯列矯正とは、専門の装置を使って歯を動かし、歯並びや嚙み合わせを正しい状態へ調整していく治療です。 歯並びは審美的な回復は見た目の美しさをつくることができます。また歯列不正を治すということは、歯周病の管理がしやすくなることや噛む力を回復させることもできます。
歯列矯正のメリット
- 見た目が綺麗になる、笑顔に自信がでる(写真の時の笑える)
- 歯ブラシがしやすくなり、虫歯や、歯周病を予防しやすくなる
- 正しい発音がしやすくなる
- 歯周病の管理がしやすくなり、歯の寿命が延びる
歯列矯正のデメリット
- 健康保険適応でないため、治療費が高額になる
- 歯を動かす時に痛みを伴う時期がある
- 治療期間が半年~3年程度と長い
- 矯正が終わった後も後戻り防止の装置を使用する必要がある
- ブラケット矯正の場合は、治療期間中の見た目が悪くなったり、口内炎、虫歯のリスクがある
不正咬合の分類
矯正が必要となる「不正咬合(ふせいこうごう)」には、さまざまな種類があります。分類によって治療の方法も変わってきます。
叢生(そうせい)
いわゆる、歯がガタガタしている場合です。 顎の大きさに対して、歯が大きい場合に起こります。 スペースを確保するために、従来抜歯矯正をすることが多くありましたが、最近は抜かずに並べることも可能なシステムも開発されております。
開咬(かいこう)
一見、歯が綺麗にならんでいるように見えるかもしれませんが・・・ 奥歯しか噛めないため、奥歯に過大なストレスが掛かります。 全体的にバランス良く噛めるようにすることが望ましいです。
正中離開(せいちゅうりかい)
いわゆる『すきっぱ』です。 部分矯正でも治療できる場合があります。 矯正した後の後戻りも起きやすい為、治療後の保定装置の使用が必須です。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる『出っ歯』です。 歯列矯正のみで改善出来ることもありますが、 骨格性の出っ歯の場合は矯正治療のみでは改善が難しいケースもあります。
下顎前突(かがくぜんとつ)
いわゆる『受け口・しゃくれ口』です。 歯列矯正のみで改善出来ることもありますが、 骨格性の出っ歯の場合は矯正治療のみでは改善が難しいケースもあります。
交叉咬合(こうさこうごう)
部分的に噛み合わせが交叉している噛み合わせです。 片側性の肩こり等の筋症状がでたり、顎の痛みの原因になることもあります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
デープバイトともいいます。 下の歯があまり見えないのが特徴です。 噛み合った時の力がうまく分散されにくい為、奥歯に負担が掛かりやすいです。
切端咬合(せったんこうごう)
上下の前歯の先端と先端が当たっている噛み合わせです。 前歯のすり減りが早くなり、歯の形態のバランスが悪くなることがあります。
歯列矯正の治療法
インビザライン(マウスピース矯正)
当医院で最もおすすめの治療法で、透明のマウスピースを用いて交換して矯正治療を行います。 矯正装置が見えにくいため、矯正特有の見た目も気にならず、全体的にゆっくり歯を動かすため、ワイヤー矯正よりも痛みが出にく、口内炎や虫歯にもなりにくいという特徴があります。
また、ワイヤーなどの金属を用いないため、金属アレルギーの方も矯正治療が可能です。 3Dシミュレーションを用いれば、仕上りを事前にイメージしやすくなります。
治療期間 | 6カ月~3年 |
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部分矯正費用 | 50万円 |
全顎矯正費用 | 85万円 |
チェック | 1~2カ月に1回程度月5500円 |
取り外し | ○ |
違和感の有無 | なし |
メリット | 目立たない。虫歯になりにくい。違和感が少ない。金属アレルギーの心配がない。事前の3Dシミュレーションを行うことが出来る。 |
デメリット | きちんと使用しないと、きちんと歯が動かないことがある。1日22時間以上の使用が必要。食事の際は取り外ししなければならない。 |
ワイヤー矯正
歯の1本1本に矯正装置(ブラケット)を付けてワイヤーを通し、歯並びを矯正する治療法です。現在は、審美性を考えた透明の装置もあるため、昔よりは目立ちにくくなってはいますが、インビザラインと比べると目立ちます。 矯正装置を歯の表面につけるため、口腔内の違和感や口内炎や歯の動かす痛みが大きくなります。
治療期間 | 6カ月~3年 |
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部分矯正費用 | 50万円 |
全顎矯正費用 | 100~120万円 |
チェック | 月に1回程度月5500円 |
取り外し | × |
違和感の有無 | あり |
メリット | 自分で取り外しする必要がない。 |
デメリット | 目立ちやすい。歯ブラシが難しい。歯を動かす際の痛みがある。 |
セラミック矯正
術前:前歯の反対咬合
術後:被せものにより正常咬合に矯正
金額:250万
※個々の患者の状態などにより治療結果・期間は異なります
※歯を削るデメリットがあります
歯並びが悪くなっている原因の歯を削り、セラミック製の歯をかぶせて見た目をきれいにする治療法です。短期間で歯並びを綺麗にしたい場合や、矯正と合わせてきれいな白い歯にしたいという方におすすめの方法です。ただし、歯を削る量が大きくなる場合や歯を抜く場合もある為、メリットとデメリットをしっかり考慮して選択されることをおすすめします。
治療期間 | 1週間~1カ月 |
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部分矯正(1本あたり)費用 | 12万円(税込) |
チェック | 定期検診時にチェック |
取り外し | × |
違和感の有無 | なし |
メリット | 矯正装置を必要としない。短期間で歯並びを綺麗にできる。 |
デメリット | 歯を削る必要がある。修復する歯の本数が多くなると高額になる。 |
歯列矯正の治療の流れ
1.無料カウンセリング
歯列矯正の各治療方法やメリット/デメリットについて説明します。 矯正についての不安に思うことや心配なこと、分からないことなどがありましたら、事前にご相談ください。 カウンセリングについては何回でも一切費用をいただかないので、ご安心ください。
2.精密検査
治療をはじめる前に、口腔内や歯並びの検査を行います。 具体的には、口腔内写真や歯型をとったり、レントゲン検査を行います。インビザライン(マウスピース矯正)をご希望の方は、3Dシミュレーションも作製いたします。 検査費用は診断料も合わせて、33,000円(税込み)いただいております。
3.再びカウンセリング
検査結果を踏まえ、矯正の期間や治療法などをご提案させていただきます。インビザラインで3Dシミュレーションを作製した場合は3D動画(動く過程と最終の歯並び)もご確認いただき、ご希望があれば治療の修正も可能です(もう少し前歯をさげてほしい等)。治療法や治療期間、料金などでご納得いただけない場合は、矯正治療をしないという選択でも大丈夫です。なお、カウンセリングにかかる費用は無料です。
4.矯正治療を開始
インビザラインの場合には、マウスピースを作成します。 ワイヤー矯正や舌側矯正の場合は、歯にブラケットやワイヤーを付けます。
5.月1回の診察で装置を調整
矯正に必要な装置を付けた後は、月に1回の調整とチェックを行います。月5,500円いただいています。「矯正装置が取れた」「急に痛みが強くなった」などの理由で、月に2回目以降は受診は無料で対応いたしますので、お気軽にお越しください。
6.治療終了は保定装置セット
歯科矯正の治療が終了したら、装置を取り外して、後戻り防止の装置を使用していただきます。また、治療後の状況確認のため、定期検診にもお越しいただきます。 後戻り防止装置は33,000円(税込み)です。
歯列矯正の治療期間
歯を動かす量によって期間が異なります。部分矯正であれば半年以内に終わることもあります。全顎矯正であれば、1年~3年かかります。
歯列矯正の料金
以下の1から4の費用の合計が矯正治療の全額費用になります。
- 矯正の精密検査 33,000円(エクストルージョン以外の症例で必要です)
- 矯正装置費用 500,000~1,200,000円(部分矯正か全顎矯正で異なります)
- 矯正管理費用 5,500円(月に1回)
- 術後の保定装置 33,000円(すべての矯正治療で掛かります)
矯正精密検査、診断料 | 33,000円 |
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全顎矯正(表側ブラケット矯正) | 1,000,000~1,200,000円 |
小児矯正(インビザラインファースト)18か月まで | 450,000円 |
全顎矯正(インビザライン フル)マウスピース無制限 | 850,000円 |
部分矯正(表側ブラケット矯正 片顎) | 500,000円 |
矯正装置調整料金 | 5,500円 |
保定装置 | 33,000円 |
医療費控除とは
家族で合計して、1年間に10万円を超える医療費がかかった場合、確定申告を行うことで一定金額の所得控除を受けることにより、税金が減税(還付)される制度です。
確定申告を行うことで住民税も軽減されます。
控除額の計算方法
医療費控除額(最高200万円)=
【年間医療費支出額-保険金等で補填される金額】-【10万円と「所得金額の5%」とのいずれか少ない金額】
「1年間に10万円」とは
1月1日~12月31日までの期間に医療費が家族で合算して10万円を超えた場合を指します。
医療費控除の対象
病気の治療のために医療機関でかかった費用、薬局などで薬を購入した費用が対象となります。通院・入院のために親が付きそった場合の交通費も対象です。
確定申告は5年前までさかのぼって還付を受けることが可能です。申告を忘れていた方や医療費が控除対象になることを知らなかった方は、申告をお勧めします。
より詳しい内容については、お近くの税務署にてご相談ください。
治療例
全顎矯正(インビザライン フル)、約1年の矯正期間の場合
術前:叢生と開咬の状態で前歯が噛めていない術後:マウスピース矯正により並べた状態
※個々の患者の状態などにより治療結果や期間は異なります
矯正精密検査、診断料 | 33,000円 |
---|---|
全顎矯正(インビザライン フル) | 850,000 |
保定装置 | 33,000円 |
矯正装置調整料金 (1カ月に1回) | 5,500円×12回 |
合計 | 976,000円 |
上の前歯4本のセラミック矯正、治療期間は2週間の場合
術前:上の前歯の隙間が空いた状態術後:セラミックの被せものにより並べた状態
※個々の患者の状態などにより治療結果は異なります
※歯を削るデメリットがあります
診断料 | 診断用模型1歯あたり3,300円×4本 |
---|---|
セラミック矯正 | 1本12万円×4本 |
矯正装置調整料 | なし ※治療期間は2週間 |
保定装置 | なし |
合計 | 49万3,200円 |
歯列矯正Q&A
Q:歯を抜かずに矯正することは可能ですか?
歯と顎のサイズが合っていれば、抜かずに矯正ができます。歯がガタガタになっている場合、歯の大きさと歯が並ぶスペースがマッチしてないということが考えられます。
歯を並べるスペースを確保するための一つの方法が、抜歯してからの矯正治療ですが、歯を抜かずに矯正ができる場合もあります。
方法としては、以下の3つが挙げられます。
- 歯が並ぶアーチを広げる
- 奥歯を奥へ移動させてスペースを確保する
- 歯を少し削って細くして、スペースを確保する。
これらの方法を組み合わせることで、歯を抜かずに矯正治療を行うことも可能です。
口元と顔かたちのバランス、横顔、骨格などからも総合的に判断し、患者さまのご意向も考慮してから最終的に決定します。
Q:小さい子供でも矯正はできますか?
永久歯が生え始めてからは矯正ができます。6歳くらいから矯正は可能です。 小児矯正の目的は、成人矯正をより有利にするために行う場合が多く、小児矯正だけで綺麗に並べることは難しい場合もあります。
Q:40代ですが、矯正をしても問題はありませんか?
矯正治療に年齢は関係ありません。矯正治療に年齢は関係ありません。
ただし、歯周病が進行している場合は、まずは歯周病の治療を優先して行ってから矯正治療を行います。
Q:矯正した後、また元に戻ったりしませんか?
矯正終了後は保定装置を使って元に戻るのを防ぎます。 歯は常に、舌の力や唇の力の押す力に合わせて動いて行きます。
矯正治療が完了してきれいな歯並びになった後も、舌や唇の力によって歯の並びが元に戻ってしまうのを防ぐため、治療終了後は保定装置を使用する必要があります。 インビザラインフルであれば、5年間は矯正の後戻りの治療も装置代金無料で行うことができます(別途、調整料はかかります)。
Q:歯列矯正の治療で医療保険は適応されますか?
歯列矯正の治療では医療保険は適応されません。歯列矯正の治療については、医療保険は適応外となります。ただし、口蓋裂等の先天性疾患があれば保険適応になる場合もあります。
Q:歯列矯正の治療は医療費控除の対象になりますか?
歯列矯正の高額治療も、医療費控除の対象になります。歯列矯正やインプラント治療等の自費診療も、保険診療もすべて医療費控除の対象となります。領収証は大切に保管してください。
Q:治療費が高額になった場合は、ローンは組めますか?
当院では、12回分割であれば、金利が掛からず、分割してお支払い頂くことも可能です。インビザラインの場合初期治療費の中の40万円は開始時にいただき、残りを分割していただくシステムとなっております。