小児矯正とは

小児矯正は一期矯正とも呼ばれ、もともとはおとなの矯正(成人矯正・二期矯正)を行いやすくするために始まりました。顎を広くしそのままでは大きく乱れてしまう状態や反対咬合を治しておき、成人矯正で仕上げていくものでした。 近年小児矯正分野の発展があり多くの矯正装置や治療法の開発により、小児期の矯正で審美性を確保できるようになってきました。
当院の小児矯正は床矯正装置、筋機能矯正装置、ブラケット矯正を複合的に使い歯列の乱れを取っていきます。
当院では小児矯正(一期矯正)を行ったから成人矯正(二期矯正)に移行することを絶対とはしていません。
むしろ小児矯正で審美性(見た目)と機能性に満足いただき終了とするほうが良いと考えます。6~8歳で矯正を始め15~18歳まで毎月受診することは費用面、時間面を考慮すると、早く終わらせてあげたほう幸せだと思います。
しかし小児矯正後の審美性や機能性に満足できない場合もあります。その場合当院では小児矯正期間で使用した矯正装置代の半額分を成人矯正の治療費から引いて治療開始できるようにしています。